県下の動き−県民のたたかい

奏でよう勝利の調べ【16.05.01】

津 メーデー前々日祭開く

 三重県津市で4月29日、みえ労連、みえ音楽ユニオン、音楽文化集団「うた♪うた」がメーデー前々日祭「奏でよう勝利の調べ」を開催し、150人の参加で超満員になりました。

 今年は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団コントラバス奏者の杉本正さんと布施木謙次さんの解雇事件の裁判闘争が勝利和解(4月8日)したことをうけ、祝福コンサートとなりました。

 「今回の勝利和解は多くの人に希望を与える第1歩。これからも手を取り合って頑張ろう」と訴えられました。

 杉本さんが勝利和解を報告。つらかった経験を語るとともに、三重県で2013年4月29日に支援コンサートを開いたことがきっかけで、三重県からよく署名や手紙が届くようになり、「裁判と音楽の両立でつらい中、希望が持てた」と話し、感謝の意を述べました。

 杉本さんのコントラバスと神奈川フィルハーモニー管弦楽団の泉恵子さんのビオラによる二重奏に、参加者は聴きほれていました。

 コンサートの後は、ピアノやギターなどの生演奏で、参加者は懐かしい唱歌や労働歌を元気いっぱい歌って楽しみました。

(「しんぶん赤旗」2016年5月1日付けより)

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる