県下の動き−県民のたたかい

カキ大量死支援求める【20.04.15】

衆院委で本村衆議院議員 現地の声紹介

 日本共産党の本村伸子議員は13日、衆院決算行政監視委員会で、カキ養殖の盛んな三重県鳥羽市で養殖カキが大量死した問題で、現地の漁業者の声を聞き強力な支援をすべきだと求めました。
 本村議員は、鳥羽市の漁業者から「来年また同じ被害が起これば、漁業を続けられない」などの声が出たと紹介。「国の責任で、しっかりと原因究明し、再発防止策を図るべきだ」とただしました。
 江藤拓農林水産相は「地元と協力することが大事。国としても、水産研究所が三重県と協力して対策にあたる」と答弁しました。
 本村議員は、カキの大量死に加え、消費税増税、政府の新型コロナウイルス感染症拡大防止策による自粛、消費の落ち込み、漁価の下落で、漁業者が大打撃を受けていると強調。「漁価の下支え、漁業共済、若い漁業者への強力な支援等など、漁業者の所得安定が大切だ。現場の声を聞いて支援をしてほしい」と主張しました。
 江藤農林水産相は「共済の部分の積み増しなど、漁業者のセーフティーネットとなるような予算も組んでいく。今週中にネット環境を使って、現地の意見を聞く」と答弁しました。

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