県下の動き−県民のたたかい

営業 前例ない苦境【20.04.22】

共産党が津市の商店街を訪問

 日本共産党三重県委員会は17日、津市の大門大通り商店街を訪れ、新型コロナウイルスの影響について懇談しました。長谷川幸子津市議と岡野恵美副委員長が参加しました。
 津市大門大通り商店街振興組合理事長の山田和弘氏は「多くの店で人が来ないという声がある。飲食店では以前は5,6人の集団で来ていた客が、今はまばらにしか来ない。別の店は客が半分以下になり営業を週3日に縮小している」など深刻な実態を紹介。リーマン・ショックなどと比べても「前例のない事態」と語りました。
 商店街内に事務所がある津演劇鑑賞会の事務局長は「3月以降の鑑賞会が延期になっている。多くの劇団が延期で損失を被っており、特に月々の給与を払ってきた所が非常に厳しくなっている」と述べ、「津演劇鑑賞会自体は会費制を取っており、すぐに経営が厳しくなる状況にはないが、事態が長引けば会員が大きく減少していくかもしれない」と不安を語りました。一方で「鑑賞会を60年続けてきた誇りがあり、諦めずに踏ん張りたい」と今後への思いを語りました。
 長谷川津市議は、「感染拡大が時々刻々と進む中、しっかりと実態をつかみ即座に対応すべきだと実感しました。市民の仕事と暮らしを守れるよう、市の相談体制の強化などを求めていきます」と語りました。

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる