県下の動き−県民のたたかい

性暴力根絶へ フラワーデモ【20.07.11】

性差別発言から止めることが必要

 性暴力の根絶を求めるフラワーデモ、ツイッターデモが7月11日、12日に各地で取り組まれました。三重県では、「フラワーデモみえ」の呼びかけに応え、津市の津駅前に24人、伊勢市の伊勢神宮外宮付近に16人が参加しました。
 津駅前では「私達は性暴力を許さない」の横断幕や手作りのプラカードを掲げアピールしました。呼びかけ人の長田伊央さんがスピーチ。「4歳で性暴力被害にあい、その後、医療や行政も何の救いもなく、お参りや信仰に頼るしかなく生きてきた」と被害経験を語り、三重県で始めたきっかけについて「県内に性暴力被害による自死者がいると知り、ほとんどの人が無反応だったことにショックを受けてきた。東京のイベントで山本潤さんの発言を聞き、人間の心に出会ったように感じ、次の日にデモに立った」と語りました。
 三重大学人文学部特任講師の劉靈均さんは「日常生活における性差別がセクハラや性暴力につながる。性差別の発言の時点で止めていくことが必要」と話し、「津アイリス」代表の柏木はるみさんも訴えました。
 日本共産党の大嶽隆司県委員長や岡野恵美副委員長、福沢みゆき亀山市議、竹下幸智子津市議が参加。立憲民主党の岩脇圭一津市議も初参加しました。
 長田さんの母親の春江さんは「スピーチを参加者以外の人も聞いてくれているように感じよかった」と語りました。
 津市ではデモの後、刑法性犯罪などの学習会が行われました。

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