政策と見解−県・市・町の動き

党2議席 議会に新風【15.08.08】

5請願6意見書採択・可決 三重

 「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」(辻井良和会長、23団体)は6日、津市のサン・ワーク津で県政報告・交流会を開きました。

 今年4月の県議選で同会の支援を受けて当選した日本共産党の岡野恵美県議(津市区)が、山本りか県議(四日市市区)との日本共産党2議席回復で県議会がどう変わったかを報告しました。

 岡野氏は、県議会6月定例会議では日本共産党が4年ぶりに一般会計補正予算案などへの反対討論を行って議場に新風を吹き込んだだけでなく、これまでは紹介議員もいなかった子ども・一人親家庭・障害者の医療費窓口無料を求める請願や、環太平洋連携協定(TPP)交渉の慎重審議を求める請願、「戦争法案」の慎重審議を求める意見書など、日本共産党が紹介・賛成する5請願6意見書が賛成多数で採択・可決されるなど、県民の声が議会にしっかり届いたことを報告。

 一方で、日本共産党県議団の誕生を見越して改選前に、議会運営での少数会派排除などの反共シフトが敷かれたことを厳しく批判。県民要求の実現とあわせて、議会の改革・民主化にも全力を挙げる決意を述べ、支援を呼びかけました。

 交流会では参加者から福祉医療費窓口無料の早期実現をはじめ、医療・介護や教育、TPP、産廃処理場、コミュニティーバスなど、さまざまな問題での県政への要望や質問が出されました。

 参加者は、引き続き県民要求を政策にまとめながら、同会として日本共産党県議団を支えていくことを確認しました。

(「しんぶん赤旗」2015年8月8日付けより)

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