政策と見解−県・市・町の動き

データ改ざん徹底調査を【17.03.03】

浄化センター 岡野県議が追及 三重県議会

   三重県議会で2月28日、日本共産党の岡野恵美県議が一般質問に立ちました。

 岡野県議は、志登茂川浄化センターの基礎杭打ちデータの改ざん問題を取り上げ、「昨年10月に現地調査をして詳しい資料を請求したが、当局からいまだ資料が送られていない。来年4月に供用を始めて大丈夫か」と追及しました。

 水谷優兆県土整備部長は、改ざんされたデータについては当時、外部有識者による検討委員会を設置し、6本の杭について載荷試験を行い、審査確認をもらったと説明。安全面に関しては2003年の建設工事完成時に傾きやひずみ、漏水がないことを確認した、いまも観測を続けており、必要に応じて報告すると答弁しました。

 岡野氏は、専門家も入れて調査し、問題があればきちんと業者に修理させなければならないと要求しました。

 環境保全事業団が実施している廃棄物処理センターのガス化溶融炉解体工事の中断について、岡野県議は請負業者の選定に問題があったのではと質問。渡辺将隆廃棄物処理対策局長は、事業団が3月までに解体する予定だったが、請負業者の経営状況が悪化し、昨年12月から工事が中断している、請負業者との契約は解除し、新たな発注準備をしていると説明しました。

 岡野氏はこのほか、県総合文化センター、博物館、美術館などの文化交流ゾーンを三重県の子どもたちがより活用しやすいように交通手段を確保するように要望しました。

(「しんぶん赤旗」2017年3月3日付けより)

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