選挙情報−地方選挙

勝利へ全力 名張市議選 17日告示、24日投票【14.08.09】

財政力を市民の願う施策に 三重

 任期満了に伴う三重県名張市議選(定数20)が17日告示されます(24日投票)。日本共産党は三原じゅん子(50)=現=、たきた利治(60)=新=の2氏が現有2議席の確保をめざします。

 選挙戦には新人9人を含む24人が出馬の動きをみせています。

 安倍自公政権が「戦争する国」づくりに暴走する中で市民の平和への願いは切実です。6月の名張市議会には「平和を願う名張市民の会」から憲法解釈を変更しないよう求める請願が出されました。日本共産党議員団は「政府に声を届けるべき」と採択を強く主張しましたが、他の議員の反対で継続審議になりました。議会はまもなく解散されるため、結局は廃案になります。

 日本共産党市委員会では「三原、たきた両氏を大きく勝利させ、『平和を守れ』の声を名張から上げていこう」と市議選に向けて訴えを強めています。

 さらに党市委員会は「財政が大変」と市民サービスを次々カットする現市政と、それを支える「オール与党」議会を厳しく批判。「財政力はある。使い方が問題」だと指摘し、国保税の1人1万円の引き下げや、自校方式での中学校給食の実施など市民の願う施策を提起。暮らしを守る党議員の役割を広く訴えています。

(「しんぶん赤旗」2014年8月9日付けより)

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