県下の動き−県民のたたかい

共謀罪に反対 野党結束【17.05.05】

市民と共同 三重で宣伝

 市民連合みえが呼びかけた「共謀罪」法案に反対する市民と野党の共同街頭宣伝が3日、三重県四日市市の近鉄四日市駅前で行われました。

 日本共産党の、もとむら伸子衆院議員、民進党の芝博一参院議員、「草の根運動いが」の稲森稔尚県議の3人が「共謀罪反対」の横断幕を掲げると、「野党は共闘」「野党は頑張れ」のコールが湧き上がりました。

 主催者の岡歩美さんは「私たちが声を上げ、世論をつくれば情勢は必ず動かせる。市民と野党が結束し『共謀罪』法案を廃案に追い込もう」とあいさつ。

 もとむら氏は、オリンピックのために共謀罪は必要だとする政府説明は偽りだと強調。「個人の尊厳を大切にし、戦争をしないと誓った憲法をいかそう。安倍暴走政治を食い止め、退陣を迫る市民と野党の本気の共闘を広げよう」と発言すると、参加者から「そうだ!」の大きな声が上がりました。

 参院選で市民と野党の共同で勝利した芝氏は「答弁能力のない法務大臣のもとで『共謀罪』を審議することは許されない。戦前に後戻りさせないためにも、問題点や盲点を国会で追及していきたい」と表明しました。

 稲森氏や芦葉甫弁護士、「辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会」の冨田正史氏もスピーチしました。

(「しんぶん赤旗」2017年5月5日付けより)  

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