政策と見解−県・市・町の動き

公営学童保育わずか4市町【15.06.30】

三重・連絡協総会

 三重県学童保育連絡協議会は21日、津市で2015年度総会を開き、県下各地から父母や指導員ら120人が参加しました。

 三重県の学童保育は年々増えて337ヵ所(5月1日現在)となっていますが、公設原則とする市町は足踏み状態で、公営は29市町のうち4市町にとどまっています。これらの問題とあわせ、県が本年度実施を打ち出した、ひとり親家庭への学童利用料助成に議論が集中しました。

 ひとり親家庭のうち児童扶養手当受給世帯に月額3000円(県と市町折半)を助成するという施策は発表が遅れたこともあって、指導員労組が実施したアンケートでは「実施する」が8市6町、「しない」4市4町、未定2市4町となっていて、本年度からのスタートの遅れが目立っています。


(「しんぶん赤旗」2015年6月30日付けより)

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