政策と見解−県・市・町の動き

慎重審議求め意見書続く【15.07.01】

戦争法案意見書

■三重県朝日町議会は26日、「戦争法案」の慎重審議を求める意見書案を全会一致で可決しました。同町の「安全保障法制を考える会」の請願を受けて日本共産党の岡順三議員が提出したもの。

 一方、津市議会では「九条の会・津」から出された慎重審議を求める請願が委員会では採択されたものの、本会議で不採択になりました。公明党議員などが採択反対の討論を行っています。

今国会で成立させないよう 三重・亀山市議会

 三重県亀山市議会は6月29日、「安全保障法制の見直しを今国会で成立させないよう求める」意見書を12対5の賛成多数で可決しました。

鈴鹿・鳥羽市も

 鈴鹿市議会と鳥羽市議会も同日、戦争法案の慎重審議を求める意見書を、鈴鹿市は21対10、鳥羽市は12対1のいずれも賛成多数で可決しました。

 意見書はそれぞれの市の「九条の会」が提出した請願を受けたもので、日本共産党議員団が保守系議員とも共同して可決に尽力。公明党と一部保守議員が反対に回りました。鳥羽市では公明議員がただ一人、反対しています。



 三重県内で「戦争法案」に反対・慎重審議を求める意見書を可決した地方議会は、30日現在、三重県と桑名市、いなべ市、鈴鹿市、亀山市、鳥羽市、東員町、朝日町、菰野町、多気町、大台町、紀北町の5市6町になりました。


(「しんぶん赤旗」2015年6月30日、7月1日付けより)

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