選挙情報−地方選挙

前半戦の勢い各地へ【15.04.15】

三重、議席増目指し奮闘

 三重県の日本共産党は、いっせい地方選挙後半戦(26日投票)で四日市、鈴鹿両市議選(19日告示)で2から3への議席増をめざし、鳥羽市議選(同)と朝日町議選(21日告示)では現有1議席の確保をめざします。

 山本里香前市議が県議席を奪還した四日市市では、前半戦の余勢を駆って、市議選(定数34、2減)で現職の、かとう清助氏(64)と新人の太田のり子(56)、豊田つかさ(36)両氏が、前回わずか11票差で逃した3議席の獲得に挑みます。選挙戦は多数乱立の激戦になるもようです。

 四日市市は、財政力指数が県内の市でトップなのに、全国では当たり前の中学校給食を実施していないなど市民に冷たく、一方でコンビナート専用道路の「霞4号幹線」建設や多額の補助金支給など大企業には甘い市政が行われています。

 市議会は、日本共産党以外は事実上の「オール与党」。平和の問題でも、市民が出した「集団的自衛権の閣議決定撤回を求める請願」に自民系、公明、民主系の多くの議員が反対し、不採択にしました(昨年9月議会)。

 日本共産党市委員会は選挙戦に向けて、国保料や介護保険料・利用料の負担軽減、温かい中学校給食の実施などの公約を掲げるとともに、安倍政権の暴走から市民の暮らしを守る党議員団の役割を訴え、議案提出権を得る党3議席を何としても実現しようと取り組みを強めています。

(「しんぶん赤旗」2015年4月15日付けより)

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